「素晴らしい経験だった。不安や恐怖を体験したにもかかわらず、子供たちが学校に戻り、いつも通りの生活を再開できていることを確認できてよかった」とラモスはユニセフの声明を通してコメントしている。

 11日前にカーディフでクラブ通算12冠目のビッグイヤーを掲げたばかりの彼は、ペルーとエクアドルの国境付近の町ピウラにて、洪水による被害を最も大きく受けた450校のうちの1つの小学校を訪れた。

 そこでラモスは子供たちと話し、一緒にフットボールをプレーするなどしてふれあい、被災地の食力不足を補うべくユニセフが配布したサプリメントを幼い子供たちに与えて回った。

 ピウラでは3,000人以上の子供達が6から36カ月に渡って栄養を摂れるよう、総量約9トンのサプリメントがペルー政府健康省に贈与された。

「この勇気ある子供達と知り合うきっかけを与えてもらい、本当に感謝している。彼らの顔を目の当たりにし、一緒に遊ぶことができたことで、今後もユニセフに協力していきたい気持ちが強くなった」とS・ラモスは語っている。

 またラモスは「世界中の子供たちが健やかで元気に成長し、人生のチャンスを得られることこそ自分が本当に望んでいる勝利だ」ともコメントしている。

 ピウラでは昨年12月以降に死者17人、行方不明者4人を数え、被災者の数は9万1,000人に上った。災害の影響を受けた人数で言えば30万3,000人に及び、1万3,000軒もの家屋が倒壊している。

 ペルー全体の死者は147人、行方不明者は18人、負傷者は466人に上る。被災者の数は29万人以上、災害の影響を受けた人数は130万人に及び、5万5,000軒の家が倒壊。さらに93の学校が失われ、200軒以上の医療機関が機能停止状態に陥っている。

MundoDeportivo編集部

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