ただ、数週間前に報道された通り、夏に新たなクラブで仕事をする可能性もあるため、その行き先が決まるまでということになるかもしれない。4月にローマの新スポーツダイレクターに就任したモンチ氏から同クラブ復帰に向けたアプローチがあるのかという質問に対し、当時バルサの監督を務めていたエンリケ氏は「夏に私が訪れる予定のラ・エスカレローナ、サン・ロレンソ海岸(ヒホン)でモンチ氏と会う予定はないが、その可能性もあると思う。もし私が仕事を引き受けない場合は、シードルを1杯彼にごちそうするつもりだ」と答えている。
おそらく1年間の休暇を取るつもりであったため、こうした曖昧な返事となったのであろう。6月14日(水)に自身の『ツイッター』アカウントにブエルタ・ア・エスパーニャ(自転車プロロードレース)でお馴染みのアングリルと同じぐらいハードな山のサイクリングロードを仲間たちと登った写真を投稿している。
「これまでベガ・ボビーズ、コスダルを登頂した、我々のサイクリングチームはアングリル登頂を達成した」というコメントを、ユニフォームを着た12人のたくましいメンバーとともに山頂を示す看板をバックに撮った写真と一緒に投稿している。
こうして、既に故郷アストゥリアスに到着しているエンリケ氏はラ・エスカレローナ(ヒホンの海岸)に近づいていくまでのありとあらゆる時間を満喫するのだろう。
バルサのトップチームの監督として、ハードな3シーズンを過ごしたエンリケ氏は13タイトル中9のタイトルを獲得した。その疲れをいやすために選んだ場所は彼がオフの最初に頻繁に訪れるイビサ島であった。
La grupetta cumplió en el Angliru, previo paso por Vega Bobies y después el Cordal. pic.twitter.com/8TcS94cW9m
— LUISENRIQUE (@LUISENRIQUE21) 2017年6月14日