しかしクラブはムニル・エル・ハダディ、クリスティアン・テージョ、ドウグラス・ペレイラ、トーマス・フェルメーレンの放出を望んでおり、セルジ・サンペル、アドリアン・オルトラに関しては、プレシーズンの出来によって、再びローンに出すことを考えているようだ。

ムニル・エル・ハダディ(21歳)
 バレンシアCFはムニルに対して1,200万ユーロ(約14億円)を支払うことで優先的に獲得できる権利を持っている。だが現時点ではその契約を行使する見込みは低いと見られている。バルサは、買い戻しオプションを含めたままでの放出を望んでいるといわれており、2019年までの契約を結んでいる同選手の放出によって2,000万ユーロ(約24億円)の収益を期待しているという。ムニルに対しては、イングランド、イタリア、そしてリーガ・エスパニョーラのクラブから関心が寄せられているようだ。

クリスティアン・テージョ(25歳)
 バルサとの契約をあと1年残しているテージョは、ローンで加入していたACFフィオレンティーナが800万ユーロ(約9億円)で買い取りオプションを保持していたが、有効期間であった2017年5月30日までに行使されることはなかった。バルサも同選手を戦力と捉えておらず、少なくとも1,200万ユーロ(約14億円)以上の額で他クラブへの放出を望んでいるという。

ドウグラス・ペレイラ(26歳)
 スポルティング・デ・ヒホンにおける1年間のプレーを終えたドウグラスは、2019年までアスルグラナ(バルセロナの愛称)と契約を結んでいる。クルゼイロECなど、母国ブラジルからいくつかの関心が寄せられているものの、スペイン国籍を取得するためにリーガでのプレー継続を望んでいるといわれている。現在その候補としては、先日1部への昇格を決めたジローナFCが挙げられている。

トーマス・フェルメーレン(31歳)
 フェルメーレンは幾度ものけがの影響により、わずかな出場機会しか得ることができなかったASローマから復帰する。バルサとは2019年までの契約を有しているものの、クラブは戦力として数えておらず、放出、もしくは最低でも選手の年俸を支払うことができるクラブへの再ローンを望んでいるという。

セルジ・サンペル(22歳)
 2019年まで契約を保持しており、グラナダCFでの苦しい1年を過ごしたサンペルに対し、クラブ側はもう1年間レンタル移籍での経験値を積んでほしいと考えている。一方、この中盤のプレーヤーはバルサ残留を望んでいるが、同時に、自身のプレースタイルに合ったクラブへのローンの可能性も閉ざしてはいない。何よりもプレー機会を望んでいるのだ。

アドリアン・オルトラ(23歳)
 デポルティーボ・アラベスにおいて、1年間レンタル期間を延長する選択肢を残している。しかしバルサは、現在セグンダ・ディビシオン(2部)昇格をかけて戦っているバルセロナBが2部昇格を果たした際、オルトラにこのバルサBのゴールマウスを任せることを望んでいるという。一方でトップチームの第3ゴールキーパーとしても考えており、バルサBの今後の成り行きによって、オルトラの状況は決まることになりそうだ。

MundoDeportivo編集部

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