トリノの寒さや街の環境に適応できておらず、怪我をする前に、本人がバルサに戻ることを希望していた。

 アウヴェスは2016年の夏に、移籍金ゼロでバルサからユヴェントスへ移籍。しかし、イタリアに到着して数ヶ月が経ったが、アウヴェスはトリノの環境やチームへうまく適応できず、2017年1月の移籍マーケットで出戻り移籍の希望を申し出るため、バルサのドアを叩いていた。

 温暖なバルセロナの気候に慣れた後、トリノの寒さは非常に厳しかった。また、メッシとサイドを組んでいたこともあり、新しいチームのチームメイトとの連携にも苦戦している。バルサほど攻撃的ではないユヴェントスのサッカーが合わない様子だ。

 バルサが1月に向けて、サイドバックを探しているのは知っていた。

 さらには、バルセロナに住んでいる妻子と離れて暮らしているのも影響したのだろう。
 
 ルイス・エンリケ監督がアレイクス・ビダルに満足しておらず、サイドバックを探していると知り、彼にとって出戻り移籍への可能性が広がった。

 アウヴェスは直接、バルサの関係者へコンタクトを取り、クラブを訪問。自身の戻りたいという意思を強く伝えていた。数回クラブを訪問していたという。しかし、バルサ側はアウヴェス自らの訪問によるオファーに感謝を示しつつも、彼のバルササッカー人生はすでに終わったと告げた。何よりも、クラブとの契約でまだ1年残れた状況なのに、この夏の移籍を決めて出て行ったのは彼自身だったのだから。

 そのような訪問の後、不幸にも彼は全治2ヶ月もの怪我をしてしまった。2016年11月27日に行われたジェノア戦で腓骨骨折から、ようやく2017年2月5日、インテル戦での終了10分前、再びピッチに立った。

MundoDeportivo編集部

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