19日のエミールカップ決勝でアル・サッドは、セルヒオ・ガルシアが所属するアル・ラーヤンSCに2―1で勝利し、優勝を決めた。S・ガルシアはRCDエスパニョールに復帰予定となっている。カタールでの最後の試合における有終の美を、バルサの元キャプテンのシャビ擁するアル・サッドに阻止される形となった。

 試合は両チーム共に前半はノーゴールで終えたが、49分にアル・ラーヤンがMFロドリゴ・タバタ(日系ブラジル人だが、カタールに帰化)のゴールで先制。
 しかし、56分にアル・サッドもPKをFWハサン・アル=ハイドゥースが決め同点とすると、終了間際にはシャビの素晴らしいスルーパスをアルジェリア人ジュグルタ・ハムルンが決め、それが決勝点となって優勝を果たした。

Xavi, capitán del Al Sadd, en un momento de la final

 今回の試合はカタールの首都ドーハにあるハリーファ国際スタジアム(2022FIFAワールドカップ試合会場)の改修後に行われた最初の試合となった。FIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏も来賓席に姿を見せ、トロフィー授与の際にはシャビと挨拶を交わした。

 カタールでのシャビの1シーズン目は無冠に終わったものの、2シーズン目は2冠を達成し素晴らしいものとなった。

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MundoDeportivo編集部

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