執筆者
Ángel Pérez

 5月21日に行われる一戦は、さまざまな感情に包まれた試合になるだろう。チームはリーガ獲得の可能性を残すと同時に、バルセロナが初めて欧州を制した1992年ウェンブリーでのチャンピオンズカップ優勝から25年周年を迎えること、そしてエンリケ監督にとってバルセロナの監督としてカンプ・ノウで戦う最後の試合になるからだ。

 エンリケ監督は、個人の名誉や賞が称えられることをあまり好む男ではない。しかしながら、『RAC1』が伝えたところによると、クラブはこの試合で同監督に向けて演出を用意し、成功に満ちたバルサの3年間をつくり出した監督に対し、お別れ会をする機会を設けるという。

 その詳細は18日に決定されるとのことだが、いずれにしてもシンプルなセレモニーにすることが決められているようだ。現時点では、この3年間のハイライトをまとめた動画を流すもの、もしくは指揮官に向けた感謝のメッセージをスタンド文字で示すなどのアイデアが挙げられているという。

未だ決まっていないリーガの行方  

 エンリケ監督自身も、リーガが終わるまで油断が許されない状態のため、セレモニーをすることによってクラブに負担をかけたくないと望んでいる。そのような思いから、クラブもセレモニーを簡易的なものにしようと考えている。しかし、これまでの3年間で8タイトル獲得という素晴らしい時代を築いた指揮官に対して、クラブは思い出に残る花道をつくりたいと思っている。

 ペップ・グアルディオラ監督に対しても、カンプ・ノウで行われたリーガの最終戦で送別のセレモニーが行われており、その際も国王杯の決勝を残した状態であった。試合では、「ありがとう、ペップ」と書かれた巨大な横断幕がスタンドに飾られ、またカンプ・ノウ周辺では同監督の栄光に満ちた時代を称える記念マフラーが販売されていた。その日、メッシの4ゴールによりバルセロナはRCDエスパニョールに4―0で勝利。メッシはその4点目を指揮官に捧げている。

 リーガの行方は21日日曜日に行われ、マラガ、そしてカンプ・ノウでの結果によって決まることになった。その大事な一戦を前に、クラブはチームの集中を乱したくないと考えているが、アストゥリアス出身の指揮官に対しては、ささやかでも感謝の気持ちを表したいと考えているようだ。

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MundoDeportivo編集部

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