バルサにビトーロとの契約を薦めた

 ラス・パルマスのカンテラ出身で、2013年からセビージャでプレーをしている「ビトーロ」こと、ビクトル・マチン・ペレス(27)は、バルサがチーム強化のために契約することを視野に入れている選手の1人だ。ミゲル・アンヘル・ラミレス会長はバルサとビトーロの契約に前向きなコメントをした。
「ビトーロは選手としても、1人の人間としても素晴らしい逸材だ。バルサがビトーロを獲得しても、後悔することはないだろう。バルサにアドバイスをできる立場ではないが、ビトーロは偉大な選手でありバルサの要求に答えることができるのは間違いない」

ラス・パルマス監督にウンスエ助監督

 バルサの次期監督候補として騒がれているフアン・カルロス・ウンスエ第2監督(FCバルセロナ)が、キケ・セティエン監督の後任者にも選ばれていることについてラミレス会長は以下のように述べた。
「ラス・パルマスの幹部からは何も聞いていなかったので『ウンスエ助監督をラス・パルマスの監督にしたい』というみんなの声には驚いた。しかし、もしウンスエ氏がラス・パルマスに来れば、チームに上手く順応し監督の仕事をしっかりとこなしてくれそうだ」

マウリシオ・レモスのバルサ移籍はない

 バルサが2016年夏の選手市場で契約を狙っていた、ウルグアイ出身のMFレモス(ラス・パルマス)については「移籍の話は聞いていないし、これといった進展はない」と、現在はバルサへの移籍の可能性がないことを伝えた。

バルサのリーガ優勝が懸かった14日について

 ラス・パルマスが14日の試合でバルサに勝てばバルサのリーガ優勝が難しくなるが、会長は発言を避け、以下のように締めくくった。
「バルサの勝敗は私には関係がない。ラス・パルマスのことだけが大切だからだ。他のライバルチームがトーナメントでどうなるかは見ていない。ラス・パルマスはできる限りのことをするし、試合では勝つべき者が勝つだろう」


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MundoDeportivo編集部

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