執筆者
FERRAN MARTÍNEZ
アムステルダム生まれのシモンズが、今回U―14オランダ代表に初招集された。これから「オレンジ軍団」として国際経験を積むことになる。
ミッドフィルダーのシモンズは、ラ・マシア(バルサ下部組織の総称)で最も可能性を秘めている選手の1人だ。
現時点でシモンズが保有しているのはオランダ国籍のみだが、将来的にはスペインとの二重国籍を取得する予定だという。その場合、オランダ代表とスペイン代表のどちらでプレーをするかを選択することになる。
まだ16歳に達していないシモンズがバルサでプレーできる理由は、彼の父親のレジリオ・シモンズにある。サッカー選手だったレジリオは、2005年に引退したあと、スペインのバレンシア州アリカンテに引っ越した。現在も母親がアリカンテ在住で、現地で仕事をしているためだ。
一方のレジリオはアヤックス・アムステルダムの下部組織で働いており、アムステルダムとバルセロナを行き来している状況が続いている。
現役時代のレジリオは、2003年9月から12月まで「レジ」の登録名で、京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)に所属していた。

カンテラ
バルサU―14所属のシャビ・シモンズ、U―14オランダ代表に招集
FCバルセロナのインファンティルA(U―14)に所属するシャビ・シモンズが、U―14オランダ代表に招集された。5月9日、11日にU―14日本代表と対戦する。