同主審はリーガ19節、SDエイバル戦でのエイバルMFゴンサロ・エスカランテのセルヒオ・ブスケツに対する悪質なファールを見逃している。このファールによりブスケツは足首を負傷し、3週間の離脱を余儀なくされた。
レアル・マドリードを優遇
マルティネス主審は3試合、R・マドリード戦で笛を吹き、2試合で同チームに有利な判定をしている。
エスタディオ・メンディソローサで行われたリーガ第10節、対デポルティーボ・アラベス戦では、ガレス・ベイルのクロスをアラベスFWデイベルソンがヘディングでクリアしたにもかかわらず、PKの判定。
また、アラベスMFマヌ・ガルシアのクリスティアーノ・ロナウドに対する軽い接触をファールと判定し、これに猛抗議したアラベスのマウリシオ・ペジェグリーノ監督は退場処分となった。
サンティアゴ・ベルナベウで行われたリーガ第29節、同じく対アラベス戦では、オフサイドポジションにいたカリム・ベンゼマのゴールを認め、論争の的となった。
リアソールで行われたリーガ第34節、対デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦では、R・マドリードがスペクタクルな展開を見せたこともあり、6―2で勝利。唯一、マルティネス主審の影響が及ぼさなかった試合となった。

リーガ・エスパニョーラ
印象が悪い主審
5月7日、FCバルセロナはリーガ・エスパニョーラ第36節、対ビジャレアルCF戦をカンプ・ノウで迎える。熱戦が期待されるこの試合を、バルサにとって印象が悪いホセ・マリア・サンチェス・マルティネス氏が、主審を務めることとなった。