執筆者
Maria Carmen Juárez

 2016年12月18日のバルサ対エスパニョール戦に続き、2017年4月29日のエスパニョール対バルサでもキケ監督とルイス・エンリケ監督の両指揮官の記念写真は行われることはなさそうだ。
 昨シーズンまでのバルセロナダービーでは、試合前に両監督がユニフォームを交換し、記念写真を撮る行事が行われていた。その伝統も今シーズンで途絶えることとなる。

 それには、キケ監督とエンリケ監督の根強い確執が背景にあるといわれており、2人の犬猿の仲は現役時代にチームメートとして過ごしたレアル・マドリード時代にまでさかのぼる。
 バルサ戦の前日会見で記念写真について尋ねられたキケ監督は、「そんな暇はない。写真を撮る時間があれば、今はまっている本を読んでいた方がはるかにましだ。本のタイトル? キャロリン・ドリームの『君の中のピエロ』さ」と延べ、エンリケ監督との記念写真の可能性をきっぱりと否定した。



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MundoDeportivo編集部

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