現在、R・マドリードはクラシコで負傷交代したガレス・ベイルが3週間離脱するなどの問題を抱えており、バルサに敗北したことでチーム内に不満の声が上がっているようだ。
ジダン監督は、試合後のプレスルームで記者の質問に対して苛立ちの表情を見せており、今後の選手起用についてフロレンティーノ・ペレス会長と政治的な駆け引きをしなければならない。
ペレス会長は以前にも、カルロ・アンチェロッティ前監督(2013―15)とも選手の起用法をめぐってもめており、ジダン監督の頭を悩ませている。
ジダン監督は、26日にリアソールで行われるリーガ第34節、デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦ではイスコをメンバーに招集したが、先発にはマルコ・アセンシオ、ハメス・ロドリゲス、マテオ・コヴァチッチが起用されると予想。
クリスティアーノ・ロナウドは疲労のためメンバー招集外となっており、キャプテンのセルヒオ・ラモスはクラシコでリオネル・メッシへ危険なタックルをしたため一発退場のレッドカードを受けており、出場停止となっている。
バルサは26日、ホームで最下位CAオサスナ戦、30日にはエスタディ・コルネジャ=エル・プラットで、現在ヨーロッパリーグ出場権を争っているRCDエスパニョール戦を迎える。
ルイス・エンリケ監督は、この2試合でメンバーの入れ替えをすると予想されており、勝利を収めR・マドリードにプレッシャーをかけたいところだ。

レアル・マドリード
首位攻防戦
4月23日、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われたリーガ第33節、FCバルセロナとのクラシコで2―3と敗北したジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードは、バルサに首位の座を明け渡した。