クラシコは年々、世界中で影響力を増してきている。

 同試合の視聴者数は、アメリカンフットボールのスーパーボウルの3倍に達している。すでにこれほど多くの視聴者がいるにもかかわらず、毎年視聴者は増え続けている。

 4月23日に行われるクラシコには600人以上の専門家がスタジアムを訪れ、200社以上が中継する予定になっている。ソーシャル・メディア上でも「#ElClasico」のタグでクラシコを盛り上げており、10億の投稿と2,600万の反応を目指している。

 今回のクラシコは50人以上の技術者によって185カ国での中継が予定されている。視聴者は6億5,000万以上と推定されており、リーガ・エスパニョーラの視聴者数記録を更新する見込みだ。

 放送を担当する『Mediapro』社によると、8台の可動カメラ、8台の放送車両、12台の4Kカメラ、そして400人以上のクルーが中継のために動員されているようだ。加えて放送補助のための車両やクレーン、ヘリコプターによる無線リンクなどによって中継が行われる。インテル社の360度カメラが38台が持ち込まれ、さまざまな角度からのリプレイや、3Dによるリプレイなども放送される見込みだ。

MundoDeportivo編集部

著者プロフィール MundoDeportivo編集部