それはアレビン世代のU―11のFCバルセロナ対レアル・マドリードのミニクラシコ中に起きた、興味深い場面であった。R・マドリードがゴールを決め、ゴールキーパーを含めた全ての選手たちは、感情を抑えきれずにコーナーフラッグまで集まり、ゴールを祝福していた。

 すると、1人のバルサの選手がキックオフを素早く行うためにボールを拾い、無人のゴールへゴールを決めた。本来ならば、R・マドリードの選手たちを待たなければいけなかったため、主審はそのゴールを無効とし、バルサはそのプレーを謝罪した。同時にそのバルサの選手も謝罪をし、一つの貴重な経験をした。

 R・マドリードはその謝罪を全面的に受け入れ、バルサの行為に感謝を示し、重大なことではないとした。最終的にそれ以上のことは起きなかったが、バルサのカンテラでは単にサッカー選手たちを育成しているのではなく、人間としての育成に重きを置いているのだ。

MundoDeportivo編集部

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